国際文化理容美容専門学校
渋谷校/国分寺校
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  • 15.03.30
  • 贈るコトバ

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 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人也。

 舟の上に生涯をうかべ、馬の口をとらえて老をむかうる物は、日々旅にして栖(すみか)とす。

 

 先日、120期生が国際文化を“卒業”しました。そして近々、新入生(124期)が入学します。考えてみれば、すべからく教育機関というものは“来ては去る”学生を“導く”若しくは“見守る”“見送る”といった役割をこなす“灯台”のようなものだと思えるところでありまして、ことさら卒業生を送り出した後などはこうした思いに駆られ、センチメンタルになるものであります。

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 さて、その卒業生(120期)が学園生活の最後に“贈る言葉”よろしく残していった『卒業記念発表会』、毎年増していく“クオリティアップ”の期待に抗うことなく、ハイクオリティな仕上がりとともにみごとな結末を演じ、それを引き継ぐ在校生(122期)に希望やら勇気やら夢やら、それに少しばかりのプレッシャーを残して巣立って行きました。

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 滞ることなく繰り返されるこうした“営み”が、国際文化の姿を形づくってきたと思えば、教職員の果たしてきた“灯台”の役割もさることながら、先輩・後輩、学生間で“相伝”されてきたものもまた大きいと思えるところであります。

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 冒頭の『月日は百代の過客にして・・・云々』は、皆さまご存知、芭蕉先生の『おくのほそ道』の書き出しからの引用でありますが、ここで語られていることは、要するに森羅万象、世の中の移ろいごと全て“旅人”のようなものであって来ては去って行くもの。「私(芭蕉先生)もまた旅人で“来ては去って行くもの”であるから旅に出ずにはいられない。今度、松島の名月が気になるので旅立とうと思うが、その前に今の家(芭蕉庵)を誰かに譲って、仮住まいに移ろうと思う」ということが綴られております。そこで新居に移る際、芭蕉庵の柱に

 

草の戸も 住替る代ぞ ひなの家

 

と句をしたためて掛けておいた、というのでありまして、まぁ、芭蕉庵への“贈る言葉”であります。

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 句の内容は“草葺きの家も新たな住人を迎えることになり、節句の頃にはこれまで縁のなかった雛人形などが賑やかに飾られることになるのだろう”というもので、生活を共にした芭蕉庵への愛情(愛着)を表した句でありました。

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 世の中は移ろう。国際文化も120期生が卒業して124期生が入学して来ます。この春、120期生が残してくれた“贈る言葉”(愛情)を咀嚼して“New 国際文化”がスタートします。

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