国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
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MONTHRY ARCHIVE
  • 15.10.16
  • 180°

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 1973年。♪探しものは何ですか、見つけにくいものですか・・・

と、井上陽水は歌った。そしてこともあろうに、探すのを止めた時、見つかることもよくあるハナシだから、探すのを止めていっそ僕と踊りましょう・・・と、探し物に血眼になっている当人の神経を逆なでしてみせ、極めつけに“あなたは、僕と踊ることで夢の中に行ける”という何ら根拠のない自信を覗かせて、♪夢の中へ行ってみたいと思いませんか・・・と、脳天からとどめをさしてみせた。どう考えても甚だKYなハナシだ。

 でも、こんな見方はできないだろうか。

“探しもの”というのは、探すことに熱中することで、必ずしも見つかる確率が上がるというものでもないから、“探す”という行為から“視点”を変えてみるべきで、ならば一層のこと“踊ってみる”という選択もアリ。そうすれば“視点”も変えられるし、なによりも“楽しい”という付加価値もついて一挙両得、まるで“夢”のようなハナシじゃないのかと・・・。

 ネガティブとポジティブ。

だいたい世の中のモノゴトっていうやつは、少し見方を変えるだけで“180°”違う横顔を見せるものだ。

 事程左様に、その法則はマテリアル(物質)にも当てはまるのではないか。例えば“鉄”。鉄は僕らの住む地球の表面である地殻の5%を占める物質で、人類に最も親しまれてきた金属。その使用開始は紀元前1600年頃のヒッタイト(現在のトルコあたりにあった国)まで遡るといわれており、18世紀から始まる“産業革命”を経て、ドイツ帝国の宰相ビスマルクに「鉄は国家なり」と言わしめるほどに、その存在価値を増大させてきたマテリアル。

 その“鉄”のイメージは“硬くて冷たい”といったところだろうか。一方で、ある程度の時間経過によって表面が“酸化”した鉄のイメージは、当初のものから著しく変化して“柔らかそうで温かい”といったところか。まさに180°の転換。

 そうした“鉄”の魅力にノックアウトされている“鉄のゲージツ家”こと青野 正さん(本学、文化論講師)が、只今個展を開いています。場所は東京・代々木上原の『Gallery YORI』。“鉄”のもつイメージの転換に思いを馳せ、“視点”を変えることの意義を噛みしめたい。(t)

 

Information

青野 正 展「探しものは何ですか。鉄です。」

会期:10/10(土)〜10/24(土)  11:00~17:30(月休)

場所:Gallery YORI 〒151-0064東京都渋谷区上原3-25-2

                tel&fax 03-3467-3933

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