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  • 16.10.25
  • 青野 正 新作展『鉄のジプシー』

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 ジプシーは、ヨーロッパを放浪する流浪の民。・・・あぁ、何というロマンティックな響きなのだろう。僕らは、何かにつけて束縛がつきまとう日々の生活からか、この民にある種の憧憬を抱く。自己の解放、つまり自由を夢見ながら、遂に成し得ることは叶わないであろう切ない現実からのヴァーチャルな願いか。

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 否、ロマンティックに過ぎる。実際には、ジプシーは歴史の中で幾度となく繰り返し台頭するナショナリズムに翻弄され続けてきた数多の民族だ。自由の象徴などでは決してない。ナショナリズムの陰で起こるゼノフォビア(外国人排斥)により迫害され続けてきた人びと、それがジプシーなのだ。

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 今、世界中にひたひたとナショナリズムの足音が忍び寄る。ヨーロッパではシリア難民問題を発端に、ゼノフォビアの気運が高まっている。そしてそれは新たなるジプシーの誕生を招くのか。

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 そんな世の中の空気を反映したものか否か、今回の新作展のタイトルは『鉄のジプシー』。

 もともと、氏の作品はさまざまな経緯で流浪の末に集まった鉄を素材に作られている。なので素材自体が“ジプシー鉄”と呼べなくもない。加えて、同ギャラリーで過去に開催された作品展に出品された、氏の“掌上の仏陀”然とした作品に、これも氏の顕著な作風であるキリスト教然とした“クロス”から、“十字架上の仏陀”を想起して二大宗教の融合を図り、ブッダとイエス、両求道者(救済者)を、道を求めて“彷徨う”放浪者と見立てて“ジプシー”とした、のだという。

 まぁ、リクツはさておき、百聞は一見に如かず。青野 正さんの新作をご覧あれ。

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Information

 

青野 正 新作展『鉄のジプシー』

会期:10月22日(日)〜 30日(日)

    12:00 ~ 18:00 24日(月)休廊

会場:gallery FuTaBa

      東京都文京区根津2-37-4 グランドメゾン根津1F

      TEL : 03-5842-1520

      E-mail : gallery-futaba@yk2.so-net.ne.jp

   ※東京メトロ千代田線 千駄木駅・根津駅より徒歩5分

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