国際文化理容美容専門学校

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  • 05.07.07
  • 海外の様子|2005年07月07日|COIFFURE de PARIS

Auditeurs libres(オディター・リーブル)=自由聴講生

フランスの美容雑誌Coiffure de PARIS(コワフュール・ド・パリ) 2005年6月号に Salons d'hotes アートディレクター Jean Claude Gallon(ジャン・クロード・ギャロン)が行ったセミナーの記事が掲載されました。■■■

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ジャンクロード・ギャロン

「サロンドット」のコンフェランス(会議:講演)。ジャン=クロード・ギャロンは、親密で親しみやすい空間作りを心がけ、細かい点まで気配りを忘れずに行っています。

コンフェランスのモデルは、サロンでお客様が今まで持っていた「美容師に対する意見」を声に出して言ってもらうために、サロンで実際に遭遇するケースを再現できる人々を選んでいる。

そして、昼食は、研修生・モデル・サロンドットのスタッフを含め全員で一緒のテーブルを囲み、最後には参加者をアベイ通りにあるサロンドットにシャンパンで迎える。

研修生は最高でも20人、コンフェランスは毎回思考を変えて行っている。次回のコンフェランスは、今年の7月を予定している。■■■

家族的な日曜

2月20日、9時30分。場所はWELLA(ウエラ)スタジオ。ジャン=クロード・ギャロンは、このWELLAスタジオをいつもとは違う場所、いつもとは違う雰囲気の親しみやすいサロンにした。そこで自らもコーヒーを囲んで研修生約20人を迎える。

WELLAの美容部ディレクターのアンドレアス・カンテは「ブレーンストーミング研修です。家族的な日曜日なんです」と言う。

ジャン=クロード・ギャロンは、仕事に対し自由で大胆、そして情熱を持って行っている。反面、批判も持つようにしている。もちろん、アイデアにも驚かされるものがある。

その結果「サロン・ドット」のコンフェランスは、研修の世界で異質なものになっている。彼は研修を次のように定義する「目を開かせるもの、分析、そしてアイデアの交換でもある」と。

午前中は5人のモデル(お客様)を囲んでのディスカッションを行った。モデルからは「恐いんです。安心させてもらう必要があります。私の顔に合った、扱いやすいヘアスタイルを希望するだけなんです。コンピューターを使って自分の姿をまず見たいです。美容師にアドバイスやガイドをしてほしいです。」などと いろいろな意見がとびかい、研修生はその意見に反応し、モデル(お客様)と美容師の意見交換が行われた。■■■

BrainStorming(ブレーンストーミング)=集団思考・発想法・発散技法・自由連想

基本にもどる

ジャン=クロード・ギャロンは『女性達の希望に沿わなくてはいけない』と意見する。基本にもどる事が必要。小さなディテール(ほんの少しの変化)で個性を引き出し、毎日の手入れがしやすいようにカットをする。

お客様に魔法のような印象を与え、安心させるために早くカットする。彼によると、多くの美容師の間違いは、やりすぎてしまう事にあるという。

技術は基盤である:「技術をマスターしたら、あとは自由です。荒いクシを使って、髪を別のいろいろな角度から見る事をお薦めします。髪によって方向やスタイルはきめられるのです。」

そして、自分の考えた事を躊躇せず思いきり行う必要があります。「誰のためのスタイルか? 実際に生活に合ったスタイルか?」美容に対しインテリジェンスと優しさを込め、繊細な取り組み方をするように指導する。■■■

リスクを負う

美容師にとって一番難しい事:美容師にまかせる事を不安がっているお客様の髪を、自分の言葉を証明するようにカットする。

ジャン=クロード・ギャロンは“パーマの再来”という事を利用する。「このサービスは私達が再度研究しながら、時間をかけて行おうと思っています。ターゲットを十分選ばなくてはいけませんが、髪に動きを与え、堅さをなくすことを考えて」彼は正確で軽やかな手つきでデモンストレーションをする。

彼の貴重なコラボレーターでありカラーリストであるクレア・デュボアは、髪の明るさの加え方に注意しカラーリングを行う。スタイルは、髪を乾かし、ヘアワックスを使い手で形を作る時に決定される。研修生たちはモデルの見違えるような変身にびっくり。

コンフェランスは、アンドレアス・カンテの適格な言葉によって表現される「普通な事を素晴らしい方法で行う」18時、もう研修が終わる時間だ。■■■

Coiffure de PARIS : Morgane SOULARUE

ジャンクロード・ギャロンは、年に数回、WELLAスタジオにてコンフェランスを行っています。

彼の行うコンフェランスは、単に技術を見せるデモンストレーション(技能披露)だけではなく、講習生、モデルを含めてのディスカッション(討論・討議)も行います。

モデル(お客様)の抱える不安を解消できるように参加者全員での意見交換を行います。一方的ではなく、参加者全員が一緒にサロン、お客様の事を考えて行くことが出来るようなコンフェランスです。

参加者はサロンのオーナーも多く、毎回どの参加者も真剣にコンフェランスに参加をしています。■■■

国際文化学園 企画室(PARIS France)

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