１２月に入り、街もすっかりクリスマス。暖かな賑わいを感じます。今回は私のお気に入りのパサージュ：ヴィヴィアンヌ通りを紹介します。パリにはパサージュと言われる小さな路地があります。


このヴィヴィアンヌ通りはオペラ大通りの裏、パレロワイヤルの公園を抜けてから、ヴィクトワール広場に辿り着く途中にあります。なんとなく昔の空気が残っていて、美しいながらも華やかな街中から比べると一息つける場所です。こういうパサージュでは昔ながらのお店を見つける事が出来ます。


アンティークな本屋さん。フランス語が苦手でも本の背表紙を眺めているだけでも楽しい。いやっ？フランス語に対する意欲が涌くかもしれません。


昔風の小さな看板も。可愛らしいでしょう？フランスも地方の村ではまだ沢山見られるのですが、パリではこういう看板もさすがに少なくなりました。本が読めなくても、ポストカード！


モダンなものからアンティーク風なものまで。観光地の風景写真のポストカードより、私はこちらのカード、お勧めします。ここパリに於いては　”らしく”て、選んだ人の好みも感じられて嬉しいかな。パリは観光地としても有名な都市ですが、観光地だけでなく、昔のパリ、日常のパリ、楽しめる場所は沢山あります。時には観光・お買い物メインから外れて、こんな場所でゆっくりしたひと時を楽しんでみてはどうでしょう。


パサージュのカフェテラスは冬でも北風に吹かれないで、お友達とお喋りするのには最適。これからパリに来られる方にはお勧めですよ。

国際文化学園　企画室(PARIS France)