パリの中心にある：パレロワイヤル
いろんな時代を通して映画の撮影場所にもなっています。


もとはフランスの王様の城館。建物の中に貴族や お金持ちしか入れなかった時代でも、庭園は一般公開され庶民も お散歩が出来たそうです。一階は回廊になっており、文化省が入り、レストランやブティック、カフェ画廊、骨董品屋と見て歩くだけでも楽しいものです。


このインスタレーションは随分新しく見えますが、この広場に出来てから、もう２０年以上は経つでしょう。ダニエル　ビュランというアーティストの作品です。確かその頃、表参道でも同氏のインスタレーションを新鮮な気持ちで見たのを憶えています。


白黒のストライプの円柱が全部で２６０本も建てられ、中世の建物の中にある現代美術といったバランスが、今でも新しい感じに魅せる要因だったりして。


古きを重んじ、新しい建築物には批判的なパリの人々も、これは結構、気に入っている様子。ストライプは永遠のテンダンス？？？　某アクセサリー会社の箱がこれにそっくり！　そこかな？　フランス人に好かれるところも？

国際文化学園　企画室(PARIS France)