去年の１２月からパリで始まったカーシェアリング。「ヴェリーブvelib'」と並んで「オートリブAutolib'」と命名。


パリ市内／近郊で1.000ヶ所のステーション、3.000台。パリ市内には508ヶ所のステーションが設けられました。


注目されるのは全車フランス／ボロレ社の電気動車「ブルーカーBluecar」。4人乗りで全てがカーナビ・エアコン・オーディオ装備。時速60kmまで約6秒で到達し、最高速度は130km。


宣伝通りなら1回のチャージで最大250km走行出来るから ちょっとしたドライブも安心して楽しめ、レンタカーの様に借りた所とは違う所へ返せるので便利。そのコンセプトは「パリのまん延化する公害・渋滞の削減」と「車を所有する事が出来ない人々も、必要な時に低価格で車を使える」この２点。登録して使用する会員制。保険料もガソリン代もかからないので、パリ市内／近郊の利用もしくは短時間の利用であれば、レンタカーや車を所有するよりも ずーっと低コスト。


運転免許証、身分証明書、クレジットカードがあれば登録して利用出来ます。〈個人１年コース／家族1年コース／1週間／1日〉の4種類で登録料は〈個人１年コース：44ユーロ／家族1年コース：133ユーロ〉。利用料金は最初の30分が5ユーロ、次の30分が4ユーロ、その後は30分ごとに6ユーロ＋各ステーションは、既に電気自動車・バイクを持っている人も登録料を払えば充電所として利用出来るそうです。


保険代、駐車場代、洗車代、メンテナンスなどの維持費がかからないで車を利用出来るなんて便利じゃない？　バカンスなど車で遠出をする時はレンタルカーにすればいいのだから！と私は思いますが、意外にも多い車好き。。。これから どんな風に変わっていくのでしょう？　パリの交通事情。ロゴも何となくかわいい。。。


所有欲から逃れ、みんなで分け合って豊かな生活してゆこう！　そんな発想は大歓迎。

国際文化学園　企画室(PARIS France)