これは " 食品の無駄 " をテーマにドキュメンタリー制作の一部で行われました。


パリ支庁市役所前を大きなバンケット：会場に5000客分の食事が用意されました。材料は全て少しキズついたり、見ためが悪く、売り物にならなくなった物ばかり。


予約は入りません。どなたでもどーぞ。この食事は特別なもので無料です！　もしかすると売れなくなっちゃった お野菜を一緒に仕分けしたり、切ったり、準備や お手伝いをする事もありです。


このドキュメンタリーの共著者は英国人のトリストラム・スチュアート。食品専門の歴史家です。番組はこの17日にカナル・プリュス（＝チャンネル＋）で「世界的な無駄、食品廃棄物の世界スキャンダル」というタイトルで放映されます。


フランスではスーパーやレストラン、学校給食などで未だ使える食品を無駄に捨ててしまう量が、１年で9000トン（137Kg）以上もあるそうです。それに大きな異議を！非難を！するのは今だ！と、トリストラム・ステュアートは話します。そんな材料を集めてカレーを作り、スムージーを作り、ふるまいます。


雨が降ったり、やんだりの怪しい お天気でしたが、沢山の参加者が野菜を切り、料理を堪能していました。去年の１１月には同様のイベントで、ロンドンのトラファルガー広場でも、5000客がカレーを堪能したそうです。これらのイベントは「食品の無駄」を非難するだけでなく、日々の生活の中でも各自の無駄を制限し、それをしない様に助ける為だと言う事です。


寒い冬に お外で頂く ご飯は、更に温かで美味しく感じました。

国際文化学園　企画室(PARIS France)