高さ2mの熊たちが140体もエッフェル塔のふもと、シャン・ドゥ・マースに展示されています。


パリ市とフランス協会により パリとベルリンの友好25年記念イベントの一環で行われたものです。熊たちはバディーベアと呼ばれており、国連によって認められている各国を代表しています。その各国の芸術家が それぞれの国の個性やイメージを熊にペインティングしているから、まぁカラフルでエッフェル塔と合わせると、なんだかコミカルな風景にも見えました。


このイベントは芸術への扉を開くと共に、平和のシンボルと文化の対話を目指し！　10年くらい前から世界中を旅しているとの事。日本にも2005年に六本木ヒルズ？に来たんですって。ご覧になりました？　創立者クラウス・ヘルリッツの「より理解し、より信頼し、そしてより良い生活を送れる様に学ばなくてはならない」というスローガンを熊たちは隣の熊と手をつないで表現しています。


こちらはデンマーク。ひとつひとつのイラストが可愛くて気に入っちゃいました。


こちらは勿論キューバ！っでしょう！かっこいいっ？


自由の熊？も人気者。他にも沢山、笑っちゃうようなもの、そーだそーだと うなずけるものから、えっ？これだけ？と思ったり、おぉ！とシャポー（脱帽）するものも悪趣味？なものもと、思うのも感じるのも自由？　人それぞれ全ての感じ方が違うから善し悪しではなく、好き嫌いというフレームで許容出来る。だから そこに芸術が出て来るんでしょうね。そんな風に文化や宗教、国、習慣を許容するには良い きっかけになるかも。


観光客の みなさんも、お気に入りのバディーベアと記念撮影。結局140体ぜーんぶ見てしまいました。なんだかプチヴォヤージュ（小旅行）でもした気分。秋晴れの気持ちいい一日でした。

国際文化学園　企画室(PARIS France)