先日行った面白いエキスポジションを今日は紹介します。パリのグランパレで4000M2ものスペースを使って、150あまりのアーティストの作品が展示されました。有名なところではDuchamp, Calder,Kapoor,Vasarely...etc



そこでは光の放つ あらゆる感覚と動きをダイナミックに、視覚的に説明したようにみせる展示会。まずは一見はということで、こんな感じ。


それぞれのアーティストのビジョンの捉え方や、それぞれの空間の中で表現される独特な光の動き、そして何よりも面白かったのは、それを見る側が その中に入って、参加しながら鑑賞出来るインスタレーションです。


その中で見る、感じる素材：鏡や透明のプラスティック、細いピアノ線。そして風たちが光と織りなすコラボレーション。


例えば、これは扇風機によってフォームを変えてゆく 青いネット。


こっちは透明のプラスティック板が風に揺れて、動くたびに光の反射が形を変える等々。


このアーティスト達でなく、企画展のキューレーターのセンスの良さ、才能によるものだと思います。



まるで遊園地で、次から次へ乗り物を目指す子供の様に、無邪気に楽しめる展示会でした。