先週末の土曜日、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の国分寺校で行われていたトライアルレッスンをパチリしに伺った際に、こんな光景を目にしました。

　トライアルの様子を一通りパチリしたので、一息入れようと廊下を歩いていると、いつもカメラにいい笑顔を提供してくれる顔馴染みの2年生に遭遇。その学生曰く「ちょっとオモシロイことやってるんで見てください」とのこと。

　で、後をついてある教室に入ると、10人前後だろうか学生の輪ができていて、中心で一人の学生がスタンドにウィッグを取り付け、カット展示をしている。

　観察していると、どうも学生の輪は一様ではないようで、熱心さに偏りがあるように見える。聞けば熱心に見えるのは1年生で、そうでもなく見えるのは2年生とのことで、確かにそうでもない派に顔見知りが多い。中心で技術展示を行なっているのは2年生で、理容科の学生。コンテストなどで活躍する知られた顔だ。

　するとそうでもない派の一人が「コイツに何か聞きたいことがある人〜！」と、熱心派に声を掛け、展示学生に対しての質問を促す。が、なかなか質問は出てこない。すると今度は展示学生がサスーンコンテストに出場したということで、サスーンコンテストのこと、例えば心構えといったことからモデル選びの時期といった、より具体的な活動に至るまでの質問を1年生に代わって投げ掛け、答えを引き出しておりました。

　とまぁ、これが土曜の午後にワタクシが遭遇した一部始終。

　後で先生に聞いたところ、自主練習の際には、こうした理容科・美容科が入り混じって、2年生が1年生に教えるという場面は、渋谷・国分寺ともに割と頻繁に見られるそうで、こうした時間を通じ、色々なものが先輩から後輩へ引き継がれていくのだろうなぁ、そう、これは箱根駅伝の襷だ！ と、らしくもなく力んでみるワタクシでありました。