SoloとParty、ヒトリとミンナ。世の中、モノゴトを一人で行うのと多人数で行うのとでは、きっと結果に差が出るに違いない。

　例えば、一つの眼で一方向から見た像と、多くの眼で多角度から見た像とでは、きっと結ぶ像のカタチは異なるのだろうし、さなざまな角度から観察することにより、より細部が明確になるのは必然かと。だからモノゴトだって、一人でやるのと複数人でやるのとでは当然結果は異なるハズ。まぁ、例えは違うのかもしれないが、一本の矢より三本の矢という、毛利元就の三本の矢の例えが適当か。

　ところで、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では現在、新型コロナウイルスの感染リスクを減少させる措置として、1年生（132期）の登校を制限、自宅待機としているところでありますが、その制限が講じられる前のオハナシを一つ。

　かつて、このブログで『メンズヘア フェス』なるイベントを開催し、理容の魅力をアピールした旨のオハナシをさせていただきましたが、実はこのイベント、自分の将来を模索している人に向けたものに留まらず、本学・理容科の在校生（1年生）の興味をも刺激するプログラムだったようで、その理容科の1年生ほぼ全員が卒業生ステージを聴講希望したもよう。

　で、開催日が休日だったため、渋谷校と国分寺校の理容科1年生ほぼ全員が会場の渋谷校に集合するカタチになるのなら、いっそのこと全員で手合わせしてみては…、とのハナシになったのだそう。

　午後1時30分スタートのイベントに合わせ、その前の午前10時には集合して一斉にカット練習をするとのことなので、ワタクシもイベントに先乗りしてパチリ。

　普段はあまり顔を合わせる機会のない渋・国の学生が一堂に会してカットする姿に、ものごとを多人数で行うことの意義を考えるワタクシでありました。