国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 20.06.24
  • 縄文人の感覚

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 先の昭和平成も、今の令和もそうだが、時代の名称というのは、その時代生きた、もしくは生きる人が、その時代の空気感やら情報やら願いやらをミックスして考え出したものと思うが、例えば縄文はどうなのだろう。

 縄文の名は、皆さんもご存知、出土される土器縄目模様に由来しているわけだけれど、最初にこの模様に注目したのは、当時、東京帝国大学に招かれていた動物学者のエドワード・S・モースだと云われている。モースさんは、大森海岸で採集した土器の破片をcord marked potteryと呼んで、それが日本語訳されて『縄文土器』と名付けられ、さらには『縄文時代』という、その時代を象徴する名称になるわけだけれど(考えてみればかなり乱暴なハナシだ)、世界的には新石器時代に分類されるこの時代を、日本の一般が広く『縄文時代』と認識するのは戦後になってからだそうで、もっと古くからのと思いきや意外に新しかったりもする。

 ということで、現代の時代名と同じく縄文の名も現代人(といっても明治の人)の感覚で付けられたものだけれど、仮に縄文人が自分たちの土器時代、さらには自分たち自身を名付けたら、いったいと名付けたものか、ちょっと気になるワタクシであります。

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 そんな縄文人の感覚に迫ろうというのが、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)に所属する『美容考古学研究所』(村田孝子所長)の活動。同研究所では考古学的見地に立って、古代から現代に至る髪型の変遷を再現というカタチを取りつつ辿っており、現在は土偶に残された髪型の痕跡から縄文人ヘアスタイル考察かつ再現するという作業に取り掛かっているという次第。

 そうした作業の過程で、ヘアスタイルというフィルターを通して縄文人の感覚が鮮やかに浮き出してきているようで、またまた同研究所の活動がメディアを賑わせておりましたのでご紹介を。

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 今回賑わせたメディアは『朝日中高生新聞』(2020年6月14日日曜日版)。かつて朝日新聞社さんでは小学生新聞に取り上げていただきましたが、今度は中高生新聞。見開き2頁に大きく掲載されておりました。

 キャッチテーマが「縄文ガールは意外とおしゃれ!?」ということで、まさに縄文人の感覚にスポットを当てた記事構成に、「してやったり!」と美考研(美容考古学研究所)は北叟笑(ほくそえ)んだに違いない、と思うワタクシであります。

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