先週の土曜日（12月12日）、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では、渋谷校と国分寺校でそれぞれ『オープンキャンパス』を開催し、参加された高校生のみなさんは思い思いにプログラムを楽しんでいるようでありました。

　ということで、まずは午前中に渋谷校で行われた理容プログラム『メンズスタイル技術発表会』の様子をご紹介。

　この企画、これまでにあったオープンキャンパスのカタチとは少々異なるもので、タイトルのとおり、単純に学生の技術を見ていただく企画。サービス精神旺盛な本学のオープンキャンパスならば、どうせ見るだけの企画なら最高の技術ということで、これまでは理美容界で活躍する卒業生を招聘しての企画を提供してきましたが、今回ばかりは見るだけなのに学生の技術。

　「手抜きなんじゃないの…」とのご意見もありましょうが、実際に開催してみると手前味噌ながらスゴクいい。でも考えてみれば学生の技術展示は『体験入学会』などのオープニングやエンディングでも頻繁に行なっている企画。なので特段いつもと変わらないことのように思われるのでありますが、何かがいつもと違う。

　で、何が違うのかよくよく観察してみると、ステージがない。見せる側と見る側が同じ高さの目線で対峙している。加えて見学者にはオールフリーの権利が与えられ、すごく近寄って見てもいいし、質問など好きな時に好きなだけ話しかけても全然OK ! 否むしろどんどん話しかけてコミュニケートして下さい、といったような進行がいつもと違う特別感を醸している様子。

　「自分も国際文化に入学したら、2年後にはこんな技術が出来るようになるのか…」という近未来の自分を見せてあげているようでありました。

　技術展示に立つ学生は美容科からの応援を交え、全員が過日行われた『技術コンテスト』の上位入賞者で、このコロナ禍の中、なかなか技術を披露する機会に恵まれないところでのこうした機会は、学生にとっても願ったり叶ったりか。

　学生の見せる喜びと参加者の見る喜びが綯（な）い交ぜになった、幸せ感溢れるハートフルなイベントでありました。