132期生が卒業し、その翌週には1年生（134期）が終業日を迎え、さらにその翌週末には通信生の春季スクーリングも閉講し、只今、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）には学生が一人も登校していない、束の間の休息が訪れております。

　とはいっても、新入生（136期）を迎える準備など、この時期は4月から始まる新学期に向けての準備期間という側面を持っているのもまた事実。

　普段、学生に知識や技術を教授するというアウトプットな作業に追われる先生たちにとって、新学期に備えるという意味でも、この時期にできるかぎり様々な情報をインプットしておきたいところに違いない。

　ということで、この時期を見計らい、髪にダメージを与えないパーマ技術に定評のあるサロン『AXIS』さんより代表の佐藤律さま他、スタッフの方々を講師にお招きし、渋・国の先生たちが合同で講習会を開催しておりましたのでパチリ。

　理美容界に数多あるサロンは、生き残りを賭けて独自のサービスを展開しており、それぞれのサロンは門外不出のタレの製法のごとく、そうおいそれとはよそ様にサービスの核心部分をオープンにしないのは必定。

　今回『AXIS』さんには、その核心部分を教授していただけるということで、多くの先生がこの講習会に参加しておりました。

　やはり、学校の先生という立場にあっては、技術の全体像を知る上でも、その技術に対して多方向からのアプローチが必要で、その意味でも頻繁にさまざまな講師をお招きして講習会を開催しているところ。

　恐らく『AXIS』さんは、そうした教育機関の立場をご理解いただいた上で快くサロンの売りとする技術の核心部分を開示していただいたようで、深く感謝する次第。

　それにしても、教えるプロである先生たちの喰い入るような視線を浴びての講習は、通常の美容師さん相手の講習と勝手が違い、さぞや冷や汗ものだろうなぁと、講師を務めるスタッフさんに同情を覚えたワタクシでありました。