国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 21.08.12
  • 夏は来ぬ

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 蝉の声が盛りを迎え、35度を越えようかという日が続くと、世の中はもうすぐお盆

 今年はオリンピックがあって、コロナ禍があって、その他いろいろあって、なかなか体験できないを迎えているのだけれど、毎年判で押したようにやってくる通常運行お盆が訪れることで、日常を取り戻したように感じるのはワタクシだけだろうか。

 ところで、本来のお盆旧暦(太陰暦)の7月15日に行われるもので、現在日常的に使われている新暦(太陽暦=グレゴリオ暦)に換算すると8月下旬から9月にかけて行われるものなのだそう。だから現在ではそのまま太陽暦での7月15日(旧盆)、それにちょうどこの頃が農繁期なので一ヶ月ずらした8月15日(月遅れ盆)、そしてオリジナルに忠実な8月下旬から9月にかけてと、さまざまな地方でそれぞれ異なった日に行われるのが現代のお盆カタチといえる。

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 で、そのお盆祖先の霊をお迎えしてご供養するものなのだけれど、仏教の『盂蘭盆会』(うらぼんえ)という行事と道教祖霊信仰が習合したものだそうで、つくづく日本というのはさまざまな文化なり何なりが混ざり合って形成されたなのだとの印象を強くした次第。

 この『盂蘭盆会』とは、「釈迦の高弟の一人、目連(もくれん)が亡き母を餓鬼界(がきかい=常に飢えと渇きに苦しむ世界)から救おうと、釈迦の教えに従って天竺(てんじく=現在のインド)中の比丘(びく=男性の僧侶)にご飯を施したところ、そのご飯が巡り巡って亡き母に届き、亡き母を救うことができた」という説話から生まれた仏教行事とのこと。

 ちなみに盂蘭盆盂蘭(うら)はご飯のことで、(ぼん)はご飯を盛ったを指すのだそう。で、このご飯を僧侶に施した行為が現代のお中元の原形なのだとか。イヤハヤ、文化ってホントにいろんなもの(伝統)が混ざり合っているものであります。

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 それはさておき、本学国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)では毎年新暦の7月15日に盆供養を行うべく、13日に迎え火を炊いて本学創設者の武市猛雄先生と前校長の武市昌子先生の御霊をお迎えしてご供養し、16日に送り火を炊いてお見送りしております。今年も例年同様、任意の職員で盆供養を行いました。

 暦は進んで、もうすぐ月遅れ盆の8月15日。この日は『終戦記念日』でもあるためか日本全国津々浦々盆休みなのであります。ということで、このブログもしばしお盆休み。またお盆明けにお会いしましょう。

 それでは、コロナ禍かつ暑さ厳しき折、何卒のご自愛を。

 暑中お見舞い申し上げます。

 いや、ではすでに残暑ですね。でも、これは新暦旧暦の関係でズレなくていいのかしらん…。

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