3月のハナシ。土・日を使い連続で『特別体験入学会』が開催された。もちろん渋・国同時開催。

　『特別体験』は、通常の『体験入学』に加え、業界で活躍する卒業生のヘアステージやトークステージが組み込まれ、理美容学校というよりも理美容業界の姿が垣間見えるイベントといえる。

　そういう意味では、参加者の皆さんにとっては入学後というよりも5、6年後の自分をイメージできる企画といえるのかもしれない。

　一方、学校にとってはこのイベント、卒業生の成長が見られるもので、特に担任だった先生にとっては感慨深いものがあるに違いない。

　本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）ではここ数年、卒業生の業界定着率を上げるべく、特に卒業後3年まで（3年目までの離職率が高いことから）の動向に注目し、退職した際の理由や経緯（いきさつ）を知って、理美容業界内への再就職に繋げるべく、担任だった教職員が卒業生との連絡を密にするという、大変な努力をしているわけであります。

　そうした先生方の満足をも引き出しているこのイベント。在校生にとっては身近な先輩の活躍が垣間見え、参加された皆さんにとっては、5、6年後の自分が想像でき、先生方にとっては教え子の成長が見れるという、誰にとってもウレシイ企画、経営用語でいうところの『SS』(ステークホルダー・サティスファクション＝全関係者満足度)の高い企画（高SSイベント）といえるようであります。