コクサイブンカ（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の売りは、何といってもトータルビューティで、およそ人の外的な美に関するあらゆる施術テクニックを、自分の望むかぎり身につけることができるというもの。

　美容師、理容師、ネイリスト、アイリスト、エステティシャンにヘアメイクなどなど、学生は本学卒業後にさまざまな職種に就いている。

　なので教える側も大変で、理・美容のベーシックな技術に加えて、それぞれ専門分野に特化した技術を持たなければならず、日夜、インプットとアウトプットを繰り返しているようだ。

　特に近年では理美容職種の細分化が進み、結果、どんな職種にも対応する授業科目というのは少なくなる一方に違いない。そんななか、どんな職種にも影響を及ぼすであろう授業科目の課題提出があった。

　その授業科目は『美学』で、課題は『アートウィッグ』。

　これは、切り込んで役目を全うしたカットウィッグを用いて髪やメイクをテーマに毛髪以外の材料でヘアスタイルをデザインするもので、学生の発想力が問われるところ。

　毎年、1年次に行われているもので、奇想天外な作品がズラリ。ホントに人の頭の中はどうなっているのか摩訶不思議でならないのであります。

　この発想力こそが、どんな職種に就こうが問われるハズで、働き出しても忙しさを理由に失って欲しくない力と思う次第。

　1年生（138期）の終業も間近に迫った先日、その『ウィッグアート』の作品が出揃ったということでパチリ。若い発想力をとくとご覧あれ。