ある意味、人は生涯何かしら悩みを抱えて生きなければならない生きものなのかもしれない。

　悩みは、解決するか否かで、人生が大きく変わってしまうようなものから、日々の生活で生ずる些細なものまでさまざまだ。でも、できれば悩みなど少ないに越したことはない。

　で、その悩みの大元はというと、それは迷いなのに違いない。どんな服を着ようか、何を食べようか、はたまたどんな仕事に就こうかなどなど、小さなものから大きなものまで、日々の生活の中で次々に現れては消えていく。人は都度、その迷いに答えを出し続けて生活している。その中になかなか答えを出せない迷いがあり、これが時間の経過とともに悩みというものに変容してしまうのではないだろうか。

　迷いのうちはまだいいが、それが悩みにランクアップされてしまうと厄介だから、なんとか迷いのうちに解決したいところだ。

　本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の開催する『オープンキャンパス』も、将来に不安や迷いを持つ人の荷物を「ほんの少し軽くしたい」との思いもあって行っている催しといえる。

　先日開催された『理容体験入学会』に参加された皆さんのなかにも、きっと進むべき道を決めあぐねている人もいたハズで、このイベントで迷いのタネを解消した、もしくはその糸口を見つけた人もいたと信じたい。

　本学の『オープンキャンパス』は、少なくとも月に一度、夏場に至っては盆休みを除いてさらに頻繁に開催するので、理美容の道に進むべきか否か、迷いを抱いている人は是非一度参加して、迷いが悩みに変容してしまう前に早いうちに芽を摘んでほしいと思うところであります。