国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 24.02.19
  • 瓢箪から駒

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 カットワインディングヘアセット、理容も加えると刈り上げシェービングヘアアイロンなどなど、これらの技術練習には練習用人頭人形『ウィッグ』が必要で、理美容学校の学生は2年間にいったい何体のウィッグが必要なのだろう(ネイル用のハンドウィッグマツエク用のフェイスウィッグもありますよ)。

 SDGsが叫ばれ、再利用可能なものはどんどん再利用していきましょう、との社会的な気運のなか、本学国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)もそうした時代の空気感に合わせ、というかSDGsが叫ばれるずっと前から、ウィッグの再利用、早いハナシがウィッグの使いまわしを行ってきた。

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 例えば、美容科の学生が切り込んで「もうこれ以上、切る髪が残っていません」となったウィッグを集め、理容科の学生がこれを使って刈り上げの練習をする、といった具合に。

 さらに坊主頭になってしまったウィッグを使い、これで「学生の創造力を高めましょう」という試みも行ってきた。これでもかと、とことんウィッグを使い倒してきた。これぞまさにSDGs的発想の元ネタたる、もったいない精神の具現化例か。これ、ちょっと手前味噌な自慢ね。

 試みは『文化論/美学』の授業のなかで行ってきた『ウィッグアート』というもので(以前はウィッグコラージュといった)、これは基本的には髪の無くなったウィッグに、髪の毛以外の素材を使って髪をアーティスティックに再生させるというもの。

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 担当講師は、青野 正さんと小池憲一郎さん。ともに芸術家として創作活動を展開するお二人に授業を進行していただき、出来上がった作品の評価も理美容という視点を加味しつつも芸術の観点から行っていただくという指向。

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 そのウィッグアートの作品が出揃ったというのでパチリ。

 それにしても、作品の居並ぶさまは圧巻で、かつて岡本太郎さんが言い放った「芸術は爆発だ!」のフレーズが脳裏に蘇った次第。

 もったいない精神から始まった試みが、学生の芸術性に火をつけたという瓢箪(ひょうたん)から駒のようなオハナシであります。

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