三浦 正弘さん　#代表 #理容師 #カメラマン

「ここまでちゃんと言ってくれる人がいなかった」カウンセリング中に、お客様から言われた一言です。
ARUIMのカウンセリングは、約20分で4方向から写真を撮ることから始めています。撮影した写真をお客様と見ながら、毛流れや骨格について説明をします。その上で、理想のスタイルを提案し、お客様とスタイリストの間にイメージの誤差をなくしています。
カウンセリングを重視したきっかけは、以前勤めていたサロンワークでの「気づき」。お客様とスタイリストの理想のイメージをニュアンスで伝えるだけだと不十分。理想のイメージを擦り合わせるために、言語化し共有することが必要だと気づきました。
「気づき」をヒントに、ARUIMではお客様が5年後10年後もヘアスタイルを楽しむサポートをしたいと考えました。年齢を重ねるごとに出てくる悩みが原因で、ヘアスタイルを諦めてしまうのではなく、お客様に合わせたヘアケアをすることで、5年後10年後もヘアスタイルを楽しむことができる。そして、360°どこから見てもよく見えるスタイルの提供ができるように努めています。
これからは、理容業に加えて趣味のカメラなど様々なことに挑戦して、人と人を繋げていきたいです。
（2024年1月12日取材/文・中村里々花/写真・田口淳一）

Q.どんな学生時代を過ごしたの？

コンテスト尽くしの学生時代でした。近道があまり好きではなかったので、作品をマネるより、自分らしい作品をつくりあげたい気持ちが強くありました。コンテストをきっかけに美容科の友達もできて、一緒に練習したことが思い出です。また、国際文化で理容のことだけでなく美容のことも学べたことが今に繋がっています。メイクの必修授業では、人の顔にメイクするなど普段経験できないことも学べました。学生のうちにいろいろな経験ができて本当に良かった。そのおかげで技術の幅も広がり、自信を持って仕事ができていると感じています。

Q.理容師の魅力は？

社会人になると、家族と過ごすよりも長い時間をお客様と過ごすことになります。お客様と一緒に年を重ね、お客様の人生の一部として自分がいることを実感できる、とても魅力ある仕事です。

朝の日差しがまぶしいサロン前で。左から国際文化時代の恩師・中村康朗先生、中央が三浦さん、右が国際文化広報（理容）の中村里々花さん。

三浦 正弘（みうら まさひろ）

hair studio ARUIM オーナー。山形県出身。2009年3月国分寺校理容科卒業。同年4月、都内の私鉄沿線に多店舗展開する理容室に入社、約4年で店長に。2022年12月、渋谷区代官山にhair studio ARUIMオープン。理論と経験に基づいたカウンセリングや技術力が好評なことはもちろん、カメラ技術は趣味のレベルに留まらず、写真家としても活躍。店内には、写真展のようなギャラリーも。

hair studio ARUIM

hair studio ARUIMホームページ
東京都渋谷区恵比寿西2-5-4 INTEGRE代官山1階
TEL：03-5422-3212
インスタ→＠aruim_miura
髪と写真で作られるARUIMという空間。ヘアケアも含めた丁寧なカウンセリングで、お客様の多様なニーズとライフスタイルに合わせたヘアスタイルを提案。グレーベースの完全プライベート空間でリラックスして施術を受けることができる。さまざまなニーズに応える豊富なサロンメニューも魅力的。