本日2月7日水曜日、国際文化理容美容専門学校渋谷校では、2年生を対象とした、経営に関する特別セミナーが開かれました。

（株）日本政策金融公庫 国民生活事業本部 東京創業支援センター所長の小池俊太郎さん、同じく上席所長代理で中小企業診断士の川口拓さんを講師にお招きし、テーマは「サロン開業の資金調達　金融機関の見方・考え方を知る」でした。2年生は、昨日ようやく国家試験（実技）が終了し、ほっとする間もなく、3月4日の学科試験に向けて追い込みにかかるところで、正直なところ、サロン開業と言われても実感は沸かないはずです。しかし、学生たちには、それほど遠くない時期に必ず考えなければいけないことであり、硬いテーマにも関わらず、皆、真剣に聞いていました。講師の先生からはどうすれば開業できるのか、開業資金はどうすれば良いのかなど、具体的な事例をわかりやすくご説明いただきましたが、次のような興味深いお話がありました。「創業計画をお聞きした時に、お金をお貸しする側からすると、『とにかくがんばります』と言われても理解してもらえないと思います。やはり、それまでの努力の積み重ねをお聞きしたいのと、それを証明できる具体的な資料が欲しいのです」このことは、サロン開業の話だけではなく、他人に何事かを理解していただくための基本中の基本だと思いました。