いつもなら人々がバカンスから戻り、新しい日常を始める9月。大きなイベント、見本市、フェスティバルが開かれるシーズンですが、今年はまだ大人数を集める催事は難しそうです。そんな中、デザイン・文化・モード・アートをテーマにしたパリ デザイン ウィーク 2020が開かれました。

このようなマップと小冊（ブック）を手に入れたら、まず自分の興味のありそうなポイントをチェック。エキスポジションから新しいコンセプトストア、ウィンドウディスプレイ、庭園でのカルテット（演奏）、クリエーター（？）達のコンフェランス（意見のやり取り）とアイディアは様々です。

中でも歴史的な建築物の中で紹介されていた、コンテンポラリー・デザインや若いクリエーター達の作品が興味深い。デザインが面白そうで訪れましたが、改めて古典の中に見る重厚な色彩や装飾に魅せられました。街の中で新たなスポットを発見するだけでなく、隠れた場所や長い時間の中で大事にされてきたモノ・場所を再発見するというのもこのイベントの大切な主旨なのですね。

m.ogawa (paris)