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  • 06.11.18
  • オープン・カレッジ|2006年11月18日(土)|第十二回オープン・カレッジ 大衆芸能の世界

案 内

大衆芸能の世界(主催:国際文化学園 / 後援:国分寺市、 国分寺市教育委員会、社会福祉法人 国分寺市社会福祉協議会)が、2006年11月18日(土)に国際文化学園 国分寺校3Fスタジオに於いて開催されます。入場は無料です(受講票にて お申し込みください)。

第十二回オープンカレッジ
大衆芸能の世界
- 伝統芸能の源流 -
2006年11月18日[土]

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かつて、往来の辻に立ち、人々に独特の芸を見せて生業としていた人たちがいた。例えば人形をあやつる「傀儡師(かいらいし)」、あるいは人や猿の物まねをする「猿楽師(さるがくし)」、家の門前に立って掛け合い風の踊りをする「萬歳師(まんざいし)」。さらには、薬や日用雑貨を巧みな弁舌で売る「物売り」。

彼ら「道々の芸能者」は、特異な才能を持ちながら、社会的には必ずしも正当な評価を与えられてきたとは言えない歴史がある。しかし、その芸そのものは、時代とともにさまざまに枝分かれする中で、より洗練された芸能に昇華されていった。

例えば「傀儡」は「文楽」に、「猿楽」や「萬歳」は「能・狂言」、さらに「歌舞伎」になった。さらに芸というよりも「口上」であった「物売り」も、歌舞伎の「外郎売(ういろううり)」のように一本立ちしていったのである。

そうしてみると、現在、日本の三大伝統芸能といわれ、さらには世界に誇りうる日本文化の典型とさえいわれる「能」、「歌舞伎」、「文楽」の源流を遡ると、いずれも「道々の芸」である大衆芸能の世界にたどりつくのである。そこには、日本人が本質的に、また体質的に求めて来た、あらゆる事柄が内包されているのである。

〈第1部〉日本文化における口上芸
〈第2部〉大道芸、和洋の競演

ゲスト

三代目
市川右之助[いちかわ うのすけ]
歌舞伎俳優(屋号・高嶋屋)

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所作事の名人といわれた二代目市川右團次の孫。昭和三十年十月、大阪歌舞伎座「寺子屋」で初舞台。昭和四十八年、團十郎一門に参加。平成元年、十一年国立劇場奨励賞、平成七年、八年国立劇場優秀賞受賞。女方と立役を兼ね、『毛抜』の色若衆から時代物のお局、『傾城反魂香』の北の方、世話物の芸者まで幅広く演じる腕達者。今回は特別に、市川宗家のお家芸「外郎売」の口上を披露していただく。「外郎売」は歌舞伎十八番の一で、曽我物の一部であるが、普通「外郎売」というと、劇中に出てくる外郎売り(薬売り)の長口上のことをいう。アナウンサーや俳優の発声練習として使われることで有名。

ナビゲーター

中田 幸司[なかだ こうじ]
玉川大学助教授・国文学研究者

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早稲田大学において、平安宮廷歌謡の研究により博士(文学)の学位を取得。古代文学(和歌・歌謡・歌物語)を中心に探求を続ける研究者。

また、専修大学附属高等学校・早稲田大学など多数の大学で講師として教鞭をふるい、教員向けの教授資料の執筆経験をもとに、現在は玉川大学において国語科教員の育成に力をそそぐ。

関連:Cuore Development Corp.

演 目

・南京玉すだれ/芝辻しげを
「あ、さて、あ、さて、さては南京玉すだれ・・」と、昔は子供も真似をした一人の演者が長さ20〜30数センチの竹製の小型のすだれを持ち、唄にあわせて踊りながらすだれを変化させて、釣竿、橋、しだれ柳、旗などに見立てる。

・バナナの叩き売り/神田五無斎
もともとは、露天商などが行う、独特の口上を述べながらバナナを街頭で売りさばく商売形態である。現在は大道芸の一つとして、祭の風物詩となっている。
・ジャグリング/石川健三郎
複数の物を空中に投げるという意味。「お手玉」など子供の遊戯もジャグリングのうちに入るが、狭義では、大道芸の特殊なパフォーマンスのことをいう。世界中の大道芸人の基本技術ともいわれ、ボール、剣、帽子などあらゆるものが投げられる。

・マリオネット/小野廣己
人形の操り方には二通りある。日本の文楽に代表される、人形の下から手を入れて操る「差し上げ使い」に対して、マリオネットは、人形の上から糸を用いて操る、いわゆる「あやつり人形」である。

第十二回 オープンカレッジ

大衆芸能の世界
- 伝統芸能の源流 -
2006年11月18日[土]
開  場/13:00
開  演/14:00
終演予定/16:00
国際文化理容美容専門学校国分寺校3Fホール
入場無料(受講票をお申し込みください)
会場の都合により、定員に達し次第
受付を締め切らせていただきます。
お問い合わせ
国際文化学園 広報部・編集部
TEL:03-3462-1448

受講票申込方法

○ e-mailでのお申し込み
[E-mail]
下記をメールにコピーして、必要事項をお書きの上、送信してください。

■第十二回オープン・カレッジ 受講票申込み
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●性  別:男・女
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○ お電話でのお申し込み
[広報編集部]03-3462-1448

地図:ルートマップ
[国分寺駅から徒歩2分です]

駅からの経路案内

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国際文化理容美容専門学校国分寺校 3Fホール
東京都国分寺市南町3-22-14
【TEL】042-321-0002

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