- 25.09.24
平常心を保つには
例えば、地面に幅40cmの線を30m描き、その上を線からハミ出すことなく歩くとすると、特別な事情がない限り誰でも割と簡単に歩けるハズ。
ところが、幅はそのままにその線が地面から10m迫(せ)り上がったとしたら、人は踏み外すことなく直立して歩くことができるだろうか(ワタクシには無理です...)。
30m、50m、100m・・・。線が地面から高く迫り上がれば上がるほど、歩ける人は減っていくに違いない、あたり前田のクラッカーだ。仮にもしアナタが100mの高さを難なく歩けるなら、今すぐ世界一登頂が困難と云われるアンナプルナや、未だ登頂者のいない冬季K2峰の頂を目指すべきだ笑。
では何故、人は高所が苦手なのだろう。答えは簡単・・・恐怖だ。踏み外してしまった(失敗してしまった)時の結果に人は恐怖するから、平地で出来ていたことができなくなるのだ。今さら声を大にして言うことでもないが、失敗した時の結果がより重大なものになればなるほど、人は結果を恐れ、緊張によって動けなくなるのだ。
ことほど左様に、身の回りの環境が変わることで緊張し、普段簡単にできることでも出来なくなってしまったという経験は、誰にでもあるハズ。
例えば[コンテスト]。
場(環境)が変わることによって、教室で出来ていたことができなくなる。
それも、迫り上がる高さ同様、コンテスト規模や会場規模が大きくなればなるほど(環境の変化が大きいほど)、出来ていたことができなくなるのだ。
筋肉を司る脳がバグってしまうのか、余分な筋肉に余計な力が入ってしまうから、手なり足なりが通常にない動きをしてしまう。
やはり究極には、[平常心]をいかに保つかという[精神論]的なオハナシに帰結してしまうに違いない。
先日行われた『SASSOON SCHOOLSHIP STUDENT HAIRCUT CONTEST 2025 FINAL』という[全国大会]に、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)より多くの学生が予選会を通過して出場。結果は、手前マルコメ味噌なほどの好成績を獲得したのでありますが、学生たちは[全国大会]という大きな舞台で[普段の力]を発揮すべく、いかに[平常心]を保ったのでありましょう。
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